こんにちは、チェシャ猫です。2022 年中は大変お世話になりました。本記事では自分自身への備忘も兼ねて、本年度の対外的な発表についてまとめておこうと思います。 2019 年のスライド一挙公開、あるいは 2020 年の方針 - チェシャ猫の消滅定理 2021 年のア…
こんにちは、チェシャ猫です。 先日開催された CloudNative Days Tokyo 2022 で、SMT ソルバを用いた AWS のネットワーク検査機能、VPC Rechability Analyzer と VPC Network Access Analyzer について話してきました。公募 CFP 枠です。 イベントサイトにて…
こんにちは、チェシャ猫です。 先日開催された AWS Dev Day 2022 Japan で、サーバーレスコンピューティングの形式化について発表してきました。公募 CFP 枠です。 www.youtube.com github.com ちなみに会場は観葉植物が生い茂る Amazon 品川オフィスで、講…
こんにちは、チェシャ猫です。2021 年中は大変お世話になりました。 今年もいくつか外部で発表を行いましたが、その中には登壇報告の形でこのブログに載せていなかったり、スライドとして公開していないものがあります。自分自身の記録も兼ねて、本記事では …
こんにちは、チェシャ猫です。 先日開催された AWS Dev Day Online Japan 2021 で、AWS の VPC Reachability Analyzer とそのバックエンドである Tiros について発表してきました。公募 CFP 枠です。 www.youtube.com 講演概要 このプレゼンの大きな目標は、…
こんにちは、チェシャ猫です。 先日開催された CI/CD Conference 2021 で、AWS の IAM Access Anazlyer のバックエンドとして使用されている検査エンジン Zelkova、およびその元となった論文について発表してきました。公募 CFP 枠です。 発表の大筋は、少し…
こんにちは、チェシャ猫です。 先日開催された July Tech Festa 2021 で、AWS のアクセス制御検査ツール Zelkova について発表してきました。公募 CFP 枠です。 techfesta.connpass.com 講演概要 www.youtube.com 一般に、AWS 上のリソース設定を変更したと…
こんにちは、チェシャ猫です。 先日開催された DevOpsDays Tokyo 2021 で Infrastructure as Code のテストについて発表してきました。公募 CFP 枠です。 今回の発表は、昨年の CloudOperatorDays Tokyo 2020 での講演をほぼそのまま再現しています。内容に…
こんにちは、チェシャ猫です。 インフラ技術のカンファレンス July Tech Festa 2021 winter で、形式手法ツール TLA+ が CockroachDB の設計に使用された事例について発表してきました。公募 CFP 枠です。 www.youtube.com 今回の登壇は、昨年の CloudNative…
はじめに Kubernetes において、Pod を配置するための Node を決定する手続きをスケジューリングと呼び、デフォルトのクラスタでは kube-scheduler がその責務を担っています。本記事ではこの kube-scheduler のソースコードを時系列に沿って追いつつ、どの…
こんにちは、チェシャ猫です。先日行われた第 7 回 Web System Architecture 研究会で形式手法について発表してきました。 普段、形式手法について登壇する際は具体例な検証例を出すことが多いですが、今回は理論側に寄せたサーベイになっています。 はじめ…
こんにちは、チェシャ猫です。先日行われた CloudNative Days Tokyo 2020 で、形式手法ツール TLA+ が CockroachDB の設計に使用された事例について発表してきました。公募 CFP 枠です。 講演概要 CockroachDB は、Google Spanner の系譜に連なるいわゆる Ne…
こんにちは、チェシャ猫です。先日行われた Cloud Operator Days Tokyo 2020 で、Infrastructure as Code のテストについて発表してきました。公募 CFP 枠です。 Cloud Operator Days Tokyo 2020 は今回が初開催のイベントですが、昨年 CloudNative Days Tok…
あけましておめでとうございます。2019 年は大変お世話になりました。2020 年も張り切っていきましょう。 さて、2019 年には結構な回数の外部発表を行いました。これらの発表内容のうち一部は単独のブログ記事としてまとめてありますが、機を逸してしまって…
先日行われた OpenShift コミュニティのイベント OpenShift.run 2019 にて、Kubernetes Scheduler とその関連ツールについて講演してきました。公募 CFP 枠です。 OpenShift のイベントでありながら、OpenShift についてはまったく触れずひたすら Kubernetes…
はじめに マルチスレッドで動作するプログラムの設計は難しい問題です。個々のスレッドの動作は単純に見えても、複数が並行して動作する場合の動作は組み合わせ論的に複雑になります。また、タイミングに依存する不具合は狙って再現することが難しく、通常の…
先日行われた CloudNative Days Tokyo 2019 で、Kubernetes のスケジューリングについて発表してきました。公募 CFP 枠です。 www.youtube.com 今回の発表は、実は技術的に目新しい内容をほとんど含んでいません。各トピックは今までいくつかの勉強会で LT …
先日行われた Docker Meetup Tokyo #31 で、Kubernetes 1.15 の Scheduler 周りの新機能について発表してきました。 Kubernetes の Pod Preemption を利用すると、より重要な Pod にノードの計算リソースを割り当てる優先的に割り当てることができ、コストの…
はじめに 本記事では、Kubernetes 1.15 のリリースノート からスケジューリングに関する内容をまとめました。 なお、SIG Scheduling の変更内容については既に他の方から翻訳記事が出ていますが、本記事は後発ということもあり、すべての機能を実際に触って…
先日行われた Fun Fun Functional (1) で、Haskell と Firebase を使った Web アプリの作り方について発表してきました。 使用した要素技術は、GHCJS 上のフレームワーク Miso と、Fireabse SDK を呼び出すための DSL である JSaddle です。 GHCJS は Haskel…
先日行われた Docker Meetup Tokyo #28で、Kubernetes Scheduler の挙動をカスタマイズする方法について発表してきました。 なお Scheduler のカスタマイズについては、つい最近 Kubernetes Meetup Tokyo #16 でも発表しています。ドキュメント類へのリンク…
先日行われた Kubernetes Meetup Tokyo #16 で、現在 Scheduling SIG で進められているプロジェクト Scheduling Framework について発表してきました。 Kubernetes では、Pod をどの Node に配置するかを決める手続きをスケジューリングと呼びます。 古典的…
はじめに 本記事では、Kubernetes 1.13 の CHANGELOG からスケジューリングに関する内容をまとめました。 主な変更点 https://github.com/kubernetes/kubernetes/blob/master/CHANGELOG-1.13.md#sig-scheduling 1.13 における SIG Scheduling の取り組みは主…
先日行われた We Are JavaScripters! @19th で Elm と JavaScript ライブラリの連携について発表してきました。 Elm の初心者向けの解説としてよく Msg, Model, update からなるアーキテクチャが挙げられていますが、今回の発表ではもう一歩だけ進んで、Cmd …
先日行われた Kubernetes Meetup Tokyo #13 で、Vertical Pod Autoscaler (VPA) について発表してきました。 VPA は、各コンテナの Resource Request の値を自動的に調整してくれるコンポーネント群です。必要とするリソース(CPU、メモリ)量があらかじめ推…
はじめに 先日、Elm v0.19 がリリースされました。公式ライブラリのリポジトリが elm-lang から elm に変更され、その中身も大きく再構成されています。 本記事では、これらの変更のうち特に時刻や日付の扱いに関する部分について、新しい API の使い方を含…
先日行われた We Are JavaScripters! @23rd で、Elm のテストフレームワーク elm-test に搭載されている Fuzzing 機能について発表してきました。 Fuzzing を利用するとテストデータを自動で生成することができるため、例えば「encode と decode を行うと元…
先日行われた July Tech Festa 2018 で、モデル検査を使った分散アルゴリズムの検証について発表してきました。 前半はオートマトンによるシステムの記述と検査の基礎について、後半は三種類のツール SPIN、TLA+、P による記述方法の紹介、といった内容です…
先日行われた We Are JavaScripters! @19th で Haskell によるフロントエンド開発について発表してきました。 Elm の代わりにフレームワーク Miso を使うことで、クライアントサイドとサーバサイドの両方を Haskell で実装することができる、という内容です…
だいぶ日が空いてしまって今更ですが、先日行われた JAWS DAYS 2018 で登壇してきました*1。モデル検査器 Alloy を使って AWS の IAM を検証してみるという内容です。 形式手法 × AWS というテーマではこれまでにもいくつかのイベントで発表していますが、題…